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KANSEN JOURNAL バックナンバー

【Case Study (3/3)】 右側腹部痛を主訴に受診した若年女性 東海大学医学部総合内科 上田晃弘(2014/08/12)

※実際にあったケースに基づく架空の症例です。

前回までのまとめ  生来健康な若年女性が、右季肋部痛を主訴に受診した。肝周囲炎(Fitz-Hugh-Curtis症候群:FHCS)を想定し、外来で治療を開始した。

 3日後の診察時。痛みはずいぶん良くなったとのこと。右季肋部の圧痛はほぼ消失していた。治療は有効と判断した。この際に…

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【Case Study (2/3)】 右側腹部痛を主訴に受診した若年女性 (2014/08/05)

東海大学医学部総合内科
上田晃弘

※実際にあったケースに基づく架空の症例です。

 前回のまとめ  生来健康な若年女性で、身体所見上は右季肋部に明らかに圧痛を認め、Murphy徴候もあった。肝嚢炎や肝膿瘍を疑い、血液検査や腹部超音波検査を行なった。

 血液検査所見と腹部超音波所見から、胆嚢炎や肝膿瘍は否定的であった。そこで・・・

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